1. スケジュール管理ツール for Excel(PMT(S)4E)

1.ツールのダウンロード

●最新版 β.0.40 のダウンロード(VECTORからダウンロード)
Vector

マニュアルを読む場合はこちら
pdficon(1.8MB)

2.ツールで出来ること

PMT(S)4Eでは、小規模~中規模プロジェクト、または個人のスケジュール管理を行うことができます。以下のような悩みをお持ちの方に最適です。

  • Excelでスケジュール管理をしているが、タスクの追加や削除のたびに手書きで修正する工数がバカにならない。
    →本ツールは、Excelのマクロで作成されており、Excelの使い勝手の良さを残しつつ、タスクの追加削除を自動で反映します。
  • 部内でプロジェクト管理ソフトを用意しておらず、またセキュリティ上、勝手にソフトをPCへインストールすることもできない。
    →Excelのマクロで作成されているのでインストールが不要。手軽に使用できます。
  • フリーツールは、”単なるガントチャート作成ツール”であり、PDCAサイクルが全く組み込まれていない。
    →本ツールは、PMBOKに準拠しています。計画、実行、監視コントロールの側面を全てカバーしています。
  • ひとまずプロジェクトマネジメントをスモールスタートで良いので導入したい。これを支援する手軽なツールはないか?
    →ぜひ本ツールをお試しください。無料、インストール不要、かつPMBOK準拠で、コストパフォーマンスに優れています。
3.ツールの説明

PMT(S)4Eは、プロジェクトのスケジュール管理に焦点を当てたツールです。ExcelのVBAで作成されたツールです。

スケジュールに関して、計画プロセス、監視コントロール・プロセスを効率的に実施することができます。WBSの作成や、ガントチャートの表示はもちろん、EVMを用いた進捗管理や、イナズマ線による視覚的な作業の進み・遅れ具合の把握なども可能です。

また、3点見積り法を用いて、タスク単位の確率的な完了日予測ができます。これによって、より正確な見積りが可能になります。スケジュール予備についても、統一的な基準で確保することができます。

スケジュール管理をExcelで行うと、作業の計画変更が生じた場合に、手書きで修正することになり、非常に工数がかかります。小規模のスケジュール計画ならまだ良いのですが、タスク数が30を超えると、手書きで対応するのが難しくなります。

PMT(S)4Eでは、ExcelのVBAを用いているため、タスクの作業期間の変更などを入力すれば、ガントチャートなどへの反映が行われますので、スケジュールの変更にも柔軟に対応できます。

現版はβ版ということで、操作性や対応機能などについて 、まだまだ改善点があると思います。お気づきの点は、本サイトの「お問合せ」よりご連絡ください。

改善点はあるにしても、作者が実務に適用して、非常にスケジュール管理が効率化したことを考えれば、有益なツールになると思います。

pmts4e-1 pmts4e-2

4.動作環境・その他

1)対応Excelバージョンについて

 Excelバージョン 動作確認結果
 95/98 未確認
 2000 動作可能
 2002 動作可能
 2003 動作可能
 2007 動作可能
 2010 動作可能

2)ツール動作に必要なもの
VB6ランタイムが必要です。マニュアルに入手方法等記載されていますので、各自ご用意願います。

5.ツールに関する注意事項・制限事項

こちらからFAQを確認してください。

Q1.
本ツールで10か月以上に渡るプロジェクト情報を入力したのだが、動作させるとエラーが発生する。

A1.
プロジェクト期間については、Excelの仕様上(横のセル最大値255個)、8か月程度までしか設定できません。この場合の回避策としては以下をご提案します。

・プロジェクトの工程ごとにツール(Excelファイル)を分割する
プロジェクトがA→B→Cの工程の順に進行する場合、A,B,Cそれぞれの工程ごとにツール(Excelファイル)を分割すれば、1つの工程が8ヶ月を超えないようであれば対応できます。
ただし、この場合、プロジェクト全体(工程A,B,Cトータル)の進捗状況等が把握できませんので、完全な回避策というわけではございません。


 

Q2.
「基本情報設定」ボタンを押下すると、「非モジュールModule_UsrIntf内でコンパイルエラーが発生しました」というエラーが発生する。また、「WBSの編集」ボタン、「実績報告」ボタンでも同様の現象が発生する。
ツールのアドイン設定、VB6ランタイムのインストールは実施済み。
本現象発生環境:WindowsXP、Excel2002/2003

A2.
お問い合わせ頂いた現象は数件報告されております。
原因としては、PMツールで「MSCAL.ocx」というコントロールを参照するように作られており、このコントロールがPMツールを起動させるPCに存在しないためです。

このコントロールは、MS-AccessがインストールされていればPCにもインストールされます。

現在、本問題に対する根本的な対処ができていない状況です。
ツールをご使用くださっている皆様には大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。

回避策としては、

1.MS-Accessをインストールする
2.なにかの方法で「MSCAL.ocx」を入手する
⇒MSCAL.ocxは、システムフォルダ配下に格納ください。
システムフォルダはWindowsXPの場合は以下です。
C:\WINDOWS\system32

があります。
大変ご迷惑をおかけいたしますがご確認のほど宜しくお願いします。


 

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