2. ピアソンの相関係数マトリクス作成ツール

1.ツールのダウンロード

●ダウンロード(VECTORからダウンロード)
Vector

マニュアルを読む場合はこちら
pdficon(6KB)

2.ツールで出来ること

複数のデータ間の相関関係を求めることができます。例えば、システム開発において以下のような調査をする場合に活用できます。

  • レビュー時間とバグ摘出件数との間にどんな関係があるのか?
  • テスト工数の削減によって、フィールド問題の件数が本当に増加したの
    だろうか?
  • プログラムの複雑度が高いソースは、そうでないソースと比較して、ど
    れだけ多くのバグが検出されているのだろうか?

など、システム開発の現場で疑問に感じた時、すぐにデータを収集して相関関係を調査することは、非常に興味深いことです。その結果によって新たな事実が明確になるかもしれません。

事実を言葉だけで語るのではなく、数字に基づいて語れるようになるのが、本来のエンジニアの姿ではないでしょうか?

3.ツールの説明

本ツールは、いくつかの標本データ間の相関係数を自動で計算するツールです。全データ間の相関係数をマトリクスで計算し、その結果を、相関係数マトリクスとして表示します。本ツールは、Excelのマクロで作成されています。

システム開発の現場では、品質改善施策や、開発作業の効率化施策など、さまざまな施策を展開していると思います。ですが、その結果として、本当に品質が改善したのか、生産性が向上したのかを測定・評価しているでしょうか?本ツールを用いれば、測定データ間の相関関係が明確になりますので、施策の効果を数字で確認することができます。

本ツールではピアソンの相関係数を用いています。ピアソンの相関係数は、データが正規分布に従うという仮定で用いることができます。データが正規分布に従わない場合は、スピアマンの順位相関係数マトリクス作成ツールをお試しください。

pearson-2

4.動作環境・その他

●対応Excelバージョンについて

Excelバージョン 動作確認結果
95/98 動作可能
2000 動作可能
2002 動作可能
2003 動作可能
2007 動作可能
2010 動作可能

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